フルマラソンという「たとえ」を知っている強み

フルマラソンはたとえによく使われます。
ただ、実際にやったら、死ぬほどつらいぜ!という話です。

※富山マラソン名物 新湊大橋 by Insta360 Go Ultra

「人生はフルマラソンにたとえると〜」

フルマラソンを使った、たとえはよくあります。
・人生はフルマラソン。後半が勝負
・フルマラソンのようにペースを考えて
・コツコツ練習すれば、成果が出る。フルマラソンのように
などなど。

ただ、すべての方がそのフルマラソンを体験しているとも限りません。

実際に体験すると、たとえがよくわかりますし、自分もそのたとえを使えます。
昨日フルマラソンに出てきました。
そこから得た、たとえはこういうものです。

私の富山マラソン2026

富山マラソンは初参加。
フルマラソン参加は、28回目でした。
交通事故による骨折で、3年はラン禁止。
復帰後は、2023 大阪 宮崎 2024 京都 神戸 宮崎に続き、6回目でした。

2025年はサボっていたわけではなく、2025年11月に足を痛め(娘と全力疾走したとき……)、やむなく欠場したのです。
そのケガ明けでもあり、いろいろと不安要素もあった今回でした。

富山マラソン、体のコンディションはよく、天候にも恵まれ、晴れでもなく雨でもなく。
7時間という制限時間の長さも甘えて(だいたい6時間のところが多いです)、完走目的でした。

骨折から復帰後は、ベストタイム(3時間42分58)を更新できず。
それどころか、1時間から2時間遅いタイムです。

通算 開催日 大会 グロス ネット
23 2023.2.26 大阪マラソン 5:19:46 5:14:01
24 2023.12.10 青島太平洋マラソン 5:51:02 5:44:30
25 2024.2.18 京都マラソン 5:05:13 4:58:53
26 2024.11.17 神戸マラソン 6:11:43 6:09:55
27 2024.12.8 青島太平洋マラソン 5:31:02 5:22:41
28 2026.11.1 富山マラソン 6:01:43 5:56:11

京都は、アップダウンが多く暑かった割に、いいタイムでした。
理論的にはこのくらいで走れるのでしょうが……。
それでも+1時間ではあります。

序盤は、ペースを抑えていい感じでした。

ただ、徐々に崩れていきます。
富山マラソンの名物は、新湊大橋という3.6km、かつアップダウンがある橋。
こんな感じです。

私は、上り坂は歩くというルール。
歩いていい、というよりも、無理せず歩くべしということ。
ここで走ると体にダメージを受けたり、心拍が上がりすぎたりするので。

今回も躊躇なく歩きました。
そのかわり、それ以外の平地、下りは走ります。
歩きません。

ゆっくりでも歩いたほうが楽かもしれませんが、そういうルールにしておかないと、すぐ歩いてしまいますので。
下りは得意にしていて、負担をかけずにスピードを出すことができます。
今回も結構抜きました。

ただ、下りが長すぎて、ダメージが……。
失態です。
ペースも上がりすぎていて、やりすぎました。
その後も崩れて……。

後半はなんとか。

目玉の大橋の前後は、田んぼ道。
これがまたつらかったです。
先が見えるのがつらく、「あんなに先まで行くのか……」と。

「脚が売り切れる」という表現があります。
主にトライアスロンで使い、スイム、バイク、ランのバイクで脚を使いすぎて、ランで走れない状態を表す言葉です。
ただ、売り切れていようが、ゴールを目指さなければいけません。
売り切れたときは、自分の脚じゃないような感覚で、心で脚を動かすイメージです。
マラソンだけだと、そうならないのですが、今回はなりました。

右脚(痛めたところ)もちょっと痛くなり、これはやめたほうがいいかなとも。
再来週トライアスロンがあるし、やめておくかと何度思ったことか。
ストレッチをしつつ、補給をしつつ。

ただ、今回4人の仲間と一緒に出ています。
初フルマラソンの方、2名を含めて。
だからこそ、リタイアはしたくないなと。
レース前にも「歩かないほうがいい」という話をしていて、歩いたらカッコ悪いですし。
「声援にお礼を」ということも話していました。
今回、正直、それがつらいことも。
お礼をいいにくいときもありましたが、有言実行でなんとか。

マラソン引退しようか、来月の青島太平洋マラソンやめようかとなどいろいろ考えました。
昔ほどのタイムで走れないのもつらく。
今回、30kmほどで4時間。
昔だったらこのタイムでゴールしていたのに……と思うと悔しくなります。
こんな状況ですが、損害賠償は通らず。
マラソンやるくらい回復したんだからいいだろうという言い分で。
もっと裁判でやりようがあったんじゃないかということも考えました……。

まあ、体を使いすぎると、心が弱るわけです。
そんな戦いが、今回は6時間近くありました。

そんな中、アミノ酸、マグネシウム……なんか効かないかなと願いつつ、すっと楽になったのです。
おそらく補給所のお茶がよかったのかもしれません。
最後の5kmほどは、走れた部分はまずまずでした。

ゴールした後はともかく、1日たった今は、次のマラソンに向けてモチベーションが復活しています。
まあ、この繰り返しですね。

今回のマラソンではこういったたとえが言えます。
・調子に乗りすぎない(得意なところ=今回は下り坂ほど抑えめに)
・前半ペースを抑える(独立後もそうで、独立直後の◯件!◯万円!というものに影響されず、淡々と)
・苦手なところを捨てる(上り坂は歩く)
・自分のルールを守る(歩かない、お礼、かぶりものを脱がないなど。暑いから脱ぐということはしません。リタイアしようとも)
・日頃の鍛錬が大事(身にしみました。仕事ではよく言っていることですし)
・発した言葉が軸になる(「歩かない」「お礼」と仲間に伝えたことが力に)
・ひとりでも、仲間がいる(走るのはそれぞれ。それでもいい影響はある。独立後も)
・過去の栄光を捨てる(これは反省点。もう骨折前のことは忘れようかと。変にひきずるとつらいので)
・しんどそうにしない(これは、マラソンでもやっています。独立後でも。しんどいということは顔に出さないほうがいい。そのほうが応援もしてもらえます)
・休みすぎもダメ(今回の反省点。休みすぎました。次回はそうしないように。独立後も休み過ぎはよくなく)
・習うべし(今回のよかった点は、直前のランのマンツーマンレッスン。ここで得たストレッチや体の動かし方がいい軸になりました)

そして、
・心が動いたら、すぐ動く
というのが、得たものです。

今回の富山マラソンは、富山でプロフィール写真をご依頼いただいた林原りかさんがきっかけです。
そのときに、新湊大橋に車で連れて行っていただき、この橋はすごい!と出てみたくなりました。

林原さんとは、10年以上のお付き合い。
マラソン前夜にはYouTube対談をしました。

体験して、たとえを得ると力になります。
マラソンに限らず。

フルマラソンに限らず、体験

今回の記事で、フルマラソンやるべし!やらないとダメという気はありません。
ただ、独立後にフルマラソンはおすすめで、身体を鍛えることができます。
だからこそ、興味がある方は、誘って今回のようにレースに出ているのです。

こういった体験、自分に負荷をかける、身体ともに負荷があるものをやってみましょう。
筋トレ、ヨガ、ピラティスなどもおすすめです。
(私もこっそりやっています)

「無理せず」ではなく、あえて「無理する」のが大事かと。
そうやって自分の限界を上げていくのです。

今回の富山マラソンでまた1つ強くなりました。
あの脚が売り切れた感覚はひさしぶりで、終わってみればよかったなと。
やっているときは後悔しましたけどね。
でも、「無理する」というのは後悔するものです。

無理しておくと、日頃の行動、考えが変わってきます。
「あのつらさに比べれば」と、楽に動けるのです。
脚は痛いし、まだ15kmもあるし、でも走らないと何も解決しません。
15kmがゼロ、5kmがゼロになりませんし、近道もできないのです。
あの絶望に比べれば、日頃はまだまだやりようがあります。
なんといっても、体は楽ですからね。
座っているし。

あえて無理をして心身を鍛え、「たとえ」を得ましょう。
それが土台になります。

 

 

 



■編集後記
昨日は富山マラソン。
5時に起き(1時間遅れ)、メルマガ、支度をして新幹線でスタート地点へ。
さらにシャトルバス。
仲間とアップしつつ、私はブログを音声で。
スタート前にアップしました。

レース後、打ち上げ。
楽しいひとときでした。

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富山マラソン
富山 酒と魚と、時々わたし
レッサーパンダ帽子

■娘(9歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
マラソン前にLINE電話。
ちょこちょこ応援してくれました(たぶん)。
夜、電話をくれたのですが、パパは爆睡……。